7)ストレスと虚血性心疾患
狭心症や心筋梗塞が情動ストレスによって誘発されることは古くから知られています。
この疾患には性格特性があり
タイプA 目的に向かって常に情動的に自己をかりたて時間に追われるタイプ。
タイプB Aと対照的に大人しいタイプ
比較するとタイプAのほうが二倍も虚血性心疾患の発生がたかくなります。
発症原因は食事、家族性、環境性もありますが、この性格とストレスも無視できない要因だと思われます。
8)ストレスと消化性潰瘍
潰瘍は、ストレスか感染か?
十二指腸潰瘍は、ヘリコバクターピロリの除菌で再発を予防できるといわれています。
ところが40歳以上になるとこのピロリ菌の感染率が70〜80%になりますが、潰瘍の発症者は数%のみです。
また潰瘍の発生・再発とストレスとの関連は30〜65%ともいわれています。
ストレス即潰瘍ではありませんが、個々の素因と多要因が関係し潰瘍が発症すると考えられています。
<発症要因>
・タバコ
・ストレス対処行動
・ピロリ菌の抗体
・食事速度
・潰瘍性格行動
・食事の規則性
・日常のストレス
<治療>
ピロリ菌やストレスも含めた多要因の関係性に注目し、個々の患者さんに応じたシステム的な治療が必要と考えられます。 |