板橋に開院して思ったのは、患者さんの年齢層が若いということです。
更に不妊の方がずいぶん多いということでした。
初めての赤ちゃんの方もいれば、二人目の赤ちゃんを希望する方もいます。
前者を原発性不妊、後者を続発性不妊と呼びます。
時には、まだ結婚をして半年も経たないうちからクリニックを訪れる方もいます。
この場合は、一般的な婦人科健診と基礎体温表の記録を指導し、6ヶ月〜1年間自然にチャンスを持つようにお話します。
20歳後半から不妊を主訴に訪れる方もいますが、30歳代が圧倒的に多いと言わねばなりません。
わたしの手がける不妊治療期間は、およそ1〜2年と思っています。
それ以上の期間赤ちゃんに恵まれない場合は、更に上の段階に進むようお話をし転院となります。
赤ちゃんができてやれやれ・・・。
母体の年齢は?
37、38、39歳、こんなことはよくあります。
不妊治療の結果できた赤ちゃんは、待ちに待った赤ちゃんです。
何としても生みたいと思うご夫婦もいらっしゃいます。
この場合はOK.。
しかし中には赤ちゃんの異常を心配して、染色体検査と言う方もいらっしゃいます。
<ここで、できますか?>
<否、他の病院を紹介します・・・>
こんなやり取りを、何回かしてきました。
不妊治療を頑張って行うと、当然高齢出産が増えるわけです。
第一の関門が初期の血液検査であり、次に妊娠15週以降行う羊水検査です。
またこれらと平行して行う、胎児超音波検査もあります。
しかし羊水検査には母体胎児のリスクというものがあります。
破水・腹緊・感染・出血・流産等であり、この割合は0.3〜0.1パーセントと言われます。
検査は、腹壁から清潔操作のもとに超音波ガイド下で注射針をいれ羊水をひきます。
痛みは穿刺時のみで、ほんの数十秒です。
ただ検査は100パーセントではありませんし、検査の限界もあります。
時に母体血が混入してしますこともあります。
多くの方の目的は、
* 高齢出産
* 染色体異常の児の出産経験
* 夫婦の一方が、染色体異常の保因者
等であります。
子作りから一連の流れの中で、羊水検査を自分で手がけようと決心しました。
分娩病院にご紹介するまで、妊婦さんに目一杯私のできる範囲で手をかけたいと思う今日この頃です。
羊水検査には、メリット・デメリットがありこれを十分かんがみてご夫婦で決めていただきたいと思います。
患者さんから、聞かれた場合は、
<私があなただったら・・・>
という仮定のもとに、お返事をしています。
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